塩梅。
経営は「数字の塩梅」に社長の性格が出る
会社が少しずつ大きくなってくると、
経営の難しさが変わってくる。
若い頃は、とにかく攻める。
売上を作る。仕事を取る。投資する。
でも、守るものが増えてくるとそうはいかない。
社員、お客様、取引先、信用、資産、会社そのもの。
守りながら攻める。
これが結構しんどいし、難しい。
そして最近思う。
経営って結局、いろいろな「数字の塩梅」を決め続ける仕事なんじゃないか。
借入はいくらまで許容するのか。
現金はいくら残すのか。
利益の何割を再投資するのか。
人を先に採るのか、仕事が増えてから採るのか。
どこまで成長を求めるのか。
どれも「この数字が絶対正解」というものはない。
100を120にするために、100を賭けたらあかん。
でも100を守るために、攻めるのをやめてもあかん。
その塩梅を決めるのが社長の仕事。
だから面白いことに、数字には社長の性格が出る。
慎重な社長。
大胆な社長。
心配性な社長。
楽観的な社長。
決算書は会社の成績表であると同時に、
社長の性格診断書みたいなものなのかもしれない。
攻める力だけでもダメ。
守る力だけでもダメ。
どこまで攻めて、どこから守るのか。
この「塩梅」を覚えていくことも、
若い会社が一人前になっていくための試練なんでしょうね。


