やりがい。

「やりがいのある仕事がしたい」

バカじゃない。

やりがいなんて、最初から仕事に用意されているものじゃない。

まず仕事を覚える。

人より頑張る。

失敗して、考えて、またやる。

結果を出す。

必要とされる。

そして稼げるようになる。

その先から、やっと出てくるものだと思う。

結局、素振りあるのみ。

誰も見ていないところで調べる。

考える。

練習する。

失敗を振り返る。

頭の中で何度もシミュレーションする。

仕事ができる人は、この「見えない素振り」の量が違う。

だから「やりがいがないから頑張れない」は順番が逆。

頑張って、上手くなって、結果が出て、稼げるようになって、仕事が面白くなる。

一方で、会社側が「やりがい」をやたら売りにしているのも私は怪しいと思っている。

「成長できる」

「夢がある」

「仲間と頑張れる」

「お客様の笑顔が報酬」

いやいや。

給料は給料でちゃんと払え。

やりがいを餌にして、安い給料や長時間労働を正当化する。

そんな「やりがい搾取」の会社も多い。

働く側も、やりがいを会社に用意してもらおうとしない。

会社側も、やりがいを報酬の代わりにしない。

仕事はまず仕事。

結果にはちゃんと報酬。

そして、素振りあるのみ。

その積み重ねの先で、

「ああ、この仕事おもろいな」

そう思えた時、それが本当のやりがいなんじゃないかな。