愛嬌。

若い時の最強の武器は、愛嬌だ。

勘違いするな。
ヘラヘラすることでも、媚びることでもない。
挨拶をする。素直に聞く。言われたことをまずやる。
それだけの話だ。

若手に完成度なんて誰も求めていない。
できないのは当たり前。
問題は「吸う気があるかどうか」だけだ。

教えたら吸うやつ。
言ったらやるやつ。
反応が返ってくるやつ。

こういうやつは放っておかれない。
周りが勝手に育てる。
勝手に教える。
勝手にチャンスを与える。

なぜか?
気持ちいいからだ。
教えていて手応えがあるからだ。

逆に、何もできないくせに斜に構えるやつ。
素直じゃないやつ。
言い訳ばかりするやつ。

こういうやつは一瞬で見切られる。
能力の問題じゃない。
「関わる価値がない」と判断されるだけだ。

そうなると終わり。
仕事を教えてもらえない。
チャンスも回ってこない。
当然、成長もしない。

若いと勘違いする。
「実力で認められたい」と。

甘い。

2〜3歳上くらいなら通用するかもしれない。
でも何十歳も上の人間に、それは通じない。

実力がないのに実力で勝負しようとするな。
順番を間違えるな。

まずは愛嬌で席を取れ。
愛嬌で機会をもらえ。
愛嬌で時間を稼げ。

その間に実力をつけろ。

愛嬌があるやつは、失敗しても許される。
愛嬌がないやつは、一回で終わる。

どっちが得かは、考えるまでもない。